「嬉しいでしょ?穂乃歌♪」

『嬉しい分けないでしょ…』

「連れないんだからー♪」



最悪…
神様、私に幸せな生活をくださいッ!

それ以外はいりませんからぁッ!


『ってゆーか!1回くらいお姉様って呼びなさいよッ』

「え?ヤダ♪」


ムカツク…


『じゃぁいいわよッ!
私はあんたの姉なんかじゃないよーだッ!』


ついでに婁唯は弟でもない!
ただの変態なんだからッ!


「ありがたーい♪
じゃ、恋人だな☆」

『もっとありえない。』


訳わかんないし。
恋人?
天地がひっくり返ってもないね。
冗談は顔だけにしろってんだ!


ってゆーか、私の執事クン達は黙ってるだけですかッ!
1回俊が喋っただけじゃんッ!
私が困らされてるってゆーのにッ!
そんなに「お嬢様の弟」が怖いの!?
こんなヤツに手加減も何もいらないのにッ


『もう帰ってよぉ…』

「穂乃歌がかわいいからムリ♪」


理由になってないし。


『いいからぁッ!
婁唯の家は隣でしょぉ?』

「だったら?」

『か・え・っ・て!』


話してるだけで疲れるのですが…
早く帰ってよぉッ!

断固帰ろうとしない婁唯。

いい加減にしろっつーの…


私は執事に目で助けを求めた。