狼執事とお嬢様♡





自分の無力さに、改めて脱力した。





そっと私の口元から離れた支葵の手を、握ることができない…勇気の無さに。



誰か一人を選ぶことなんて到底できない、優柔不断な自分に。



誰とも瞳を合わせられないほどの、恐怖感。






私は、誰か一人の心を救うこともできない。







私の周りにいる人は、いつだって笑っていた…?










過去と今と未来と…








私の心は今、何処を彷徨っているの…?


















彷徨って、自分でも見つけられないから、また暗い、どこへ繋がるか分からない道を選ぶんだ。




そして、まっている。





いつかきっと、誰かが私の手を取って…









明るい明日へと導いてくれるのを……