自分の無力さに、改めて脱力した。
そっと私の口元から離れた支葵の手を、握ることができない…勇気の無さに。
誰か一人を選ぶことなんて到底できない、優柔不断な自分に。
誰とも瞳を合わせられないほどの、恐怖感。
私は、誰か一人の心を救うこともできない。
私の周りにいる人は、いつだって笑っていた…?
過去と今と未来と…
私の心は今、何処を彷徨っているの…?
彷徨って、自分でも見つけられないから、また暗い、どこへ繋がるか分からない道を選ぶんだ。
そして、まっている。
いつかきっと、誰かが私の手を取って…
明るい明日へと導いてくれるのを……

