狼執事とお嬢様♡


結局、俊の背中にくっついて中に入ることに…


内心、もーなんか…

うきゃぁぁぁ!


みたいな感じでっ…



…………。




「おはようございます。
龍様。」

「おはよ。
つーか、何で穂乃歌は隠れてるの。」


クスクスと笑う龍。

俊は後ろを振り向き鼻で笑う。


…失礼な。

鼻で笑うとは何ですか



『お、はよぉございます…。』

「ふっ……はよ。」

『そんな笑わないでよぉ…』

「ムリ。穂乃歌可愛すぎる。」

『へっ??』



また、この男はッ…


その口がそんな恥ずかしい台詞っ…!




「顔、赤いけど…どうかした?」

『なっ…!』




少し口角を上げて意地悪そうに言う龍。


絶対、分かってる…




『知らないっ
お腹すいたー!』



顔を龍からそらして、椅子に座る。



龍に背を向け、なるべく遠いところに…



なんて、悪あがきしなきゃよかったんだ。