放課後…… 「穂乃歌、帰ろッ」 『うん…♪』 一番に私に話しかけてきたのは、 執事でもある…海琉。 海琉は、少し気まずい雰囲気を持ちながらも、こうしてちゃんと話してくれているんだ。 その優しさに、私の心は救われている。 それから教室を出て、家に着くまで。 4人の間に流れた沈黙は終わりを告げることは無かった。 家に、着くまで…は。 いつもだったら晩御飯まで必要最低限の会話しかないんだけどね…? 今日は、そうもいかないんだ。 玄関を開けるとそこには… 黒いクツが、1足……… 『誰……?』