「出たら?」 『うん…朝から誰だろ…。』 まだ少しだけ熱い頬を左手の甲で触ると、私はベッドの傍の机の上にある携帯を手に取った。 『…え?』 「?…誰から?」 表示された名前に眉間に皺を寄せてしまった。 『お母様…から…。』 “お母様”と表示された携帯。 私はソノ携帯の通話ボタンを緊張しながらも押した。 『もしもし。』