『何でココに居るのよッ!』
私は席から立ち上がった。
それに倣うように支葵、俊、海琉の3人も立ち上がる。
教室ドアを荒々しく開いた男…婁唯。
婁唯は私の顔を見るなり目を輝かせて足早に近寄ってきた。
一瞬静まり返る教室は、すぐにザワめきを取り戻す。
たぶん、婁唯の話をしているに違いない。
「穂乃歌に会いたくてー?」
『意味わかんないし。』
「照れない照れない♪」
『照れてない!』
婁唯は私のすぐ近くまで近寄ると、肩に腕を回してきて。
チクショウ…
自分のほうが背が高いからって…
どーせチビですよー私はねー…
『やめてよッ!』
私は婁唯の腕を振り払った。
すると、スッと俊が婁唯に近寄る。

