狼執事とお嬢様♡



さっきまで合わなかった視線が、絡み合う。



『…悪くなんか…ないよ…』

「……ふーん。」




…ふーん。って何!

嬉しいこといってくれたー♪
とか思ったら…ふーんって!

ふーんって!

ふーんって何!



なんかもうよく分かんない…





でも、焼きもち妬いてくれたんだ…






嬉しいかも…




「あー!穂乃歌だー♪」

『莉緒!』



教室のドアが開いたかと思うと、元気な莉緒の声がして。

なんだか、久しぶりじゃないのに久しぶりな気がした。



私は席を立ち、ドアのところへ足を運ばせた。



「風邪大丈夫??」

『大丈夫だよ♪心配掛けてゴメンねッ』

「いえいえ♪
屋上に2人もいるよ♪
いこーよ♪」



1時間目までまだ30分はある。


大丈夫だよね♪



『うん、行こ♪』


私は莉緒の後を付いて行った。