狼執事とお嬢様♡



『あ…』


莉緒と芽衣と麻衣…どこだろ?
サボリですかねー…?
まぁ、そのうち来るでしょう♪





「ねぇ穂乃歌チャン!」

『え?』




話しかけてたのは、数人の男子。


今日はよく囲まれること囲まれること。



「俺等にチョコはッ?」

『へ…?』



自分からチョコを求めてくる人がアノ狼達以外にもいたとはッ!


驚きデス…



私はカバンを机の横に掛けた後、男子の方を向いていった。




『えっと…作ってないの…
ゴメンね…?』


申し訳なさそうに顔を俯かせ、目線だけを男子達のほうへ向けた。



瞬間


「「!!!!!!」」

『…え……?』



何故か顔を赤くする男子達。

私には今状況が理解できなくて。


「全然ッ!大丈夫!
俺等も何かゴメンな!」

そう言って1人の男子が私の手を握った。

同時に、周りに居る数人の男子がその1人を睨む。


『あ、はは…』

私は苦笑いしかできなくて。