『おはよぉッ♪』
私は学校に着くと無駄に広い校庭を走りぬけ、長ーーい廊下を足早に歩いて、急いで教室へと向かった。
ドアを開けると同時に挨拶した私。
「「おはよー♪」」
帰ってきたのは温かいクラスメイトの返事。
なんか…イイね!
こーゆーのッ!
「凛城さん!コレあげる!」
「あたしも!これからもよろしくね!穂乃歌チャン♪」
数人寄ってきた女子の皆様。
手渡されたのはそれぞれ可愛い小さな紙袋に包まれた…
『チョコ…?』
「そーだよッ♪」
嬉しい!嬉しすぎるッ♪
私は胸を超超超躍らせた。
しつこいくらいに躍らせた。
『ありがとぉッ♪
あの…でも私…皆の分作ってなくて…』
「いいよぉそんなのッ♪」
「でもー、来年に期待するかも♪」
「だねー♪私も期待しとくー♪」
なんとお優しい皆様!
凛城穂乃歌、感謝の気持ちでいっぱいです!!
『ありがとぉ!期待してねッ♪』
私は1人1人から丁寧にチョコを受け取り、お礼を言った。
教室に入ってから15分。
やっと席に着いた私。

