その後、俊と海琉までカップケーキを食べ初めて。
3つ以上食べられると、数が足りなくなるからソコはちゃんと言っといた★
3人がイスに座りながら机のうえのカップケーキを食べている間、私は友達の分のカップケーキを包装紙に包み、綺麗にラッピングを施した。
ソレを4つ、紙袋に入れた。
私は1つにまとめていた髪を解き、手串で髪を簡単に整えた。
着ていたエプロンも脱ぎ、畳んで椅子の上に置くと、私も3人と同様、椅子に座った。
1個だけ自分の分もとっておいたため、その1個を手に取る。
軽く銀のカップをカップケーキから剥がし、そのまま口へと運んだ。
口の中にほんのり広がる甘みとバターの味。
スポンジがフワフワと口に溶け馴染むようで心地良い。
思わず口角は上がり、目は下へ垂れていて。
遅からずソレに気づいた私はカップケーキを飲み込み、目を開く。
いつの間にか間食していたカップケーキ。
いつの間にか集まっていた3人の視線。
ん…?
3人の、…し、せん……?
『なッ…なにッ…?』
3人は、9個あったカップケーキをペロリと平らげ、私のほうを見ていた。
なんでしょうか……?

