「あら…この方達がお嬢様の執事…?」
『えぇ、そうよ』
「そうですか…
外見だけの男でなければいいですがね。」
『え…?』
最後の言葉がドコかひっかかったような気もしたが、そのはあえて深入りしないことにした。
「お気に召しませんか?
外見の整った、男が。」
「外見だけでは、樹里様も私達を選ばなかったと思いますが?」
「私達は全身全霊でお嬢様に尽くしているつもりです。」
なッ…
よくもそんな恥ずかしいことをペラペラとッ…!
ってかッ!!
蘭さんにそんな口の聞き方はッ!
「“つもり”…?
つもりで執事をやっているなら今すぐやめなさい!
本気で仕事のできない執事をお嬢様の傍に置くことなど言語道断!
この家を出ることをお勧めするわ?」
蘭さん、カッコイイ…
言ったら3人のほうが格下だもんね…
そりゃぁキツイことも言われるさぁ…
でなくってッ!
感心するな私!!
『やめてもらえないかしら?3人共…』
ここは“お嬢様”らしく止めないと!

