狼執事とお嬢様♡



『何、言ってるの……』



そんなこと、有る訳ないじゃない…


海琉が、私を好きだなんて…




『そんなの、嘘よ……』





心の奥底で、本当は少しだけ思っていたこと。




頭も体もソレを否定していて。






いまそれを肯定されたら…

何かが変わりそうで怖かった。





「嘘じゃ、ないよ?」

『え…?』



床に落とした視線を海琉へと向けた。




「まーでも…
嫉妬とか、横恋慕とか?
支葵に言われっ放ししも格好悪いよねー」



海琉は切なげにハハッと笑った。



「ま、その通りだから否定はしないけど?
穂乃歌もそーとー天然だよね♪
さすが赤頭巾チャン。」

海琉は続けてこう言った


「こんなイケメン狼3匹も虜にしてさ?」