「お前は執事だろ?」
「だったらなんだよ?」
段々と支葵の顔が雲っていくした。
海琉も、いつもと違う…
「立場を弁えろよ」
「んなこと分かってるよ」
「……」
眉間にしわを寄せる海琉。
海琉よりも背が大きい支葵は顎を上げて見下すように海琉を見て。
俊はそんな2人を黙っていている…。
私は、どうしたらいいのか分からなくて。
私のせいで、こんな空気になっちゃったんだ…。
仲のいい3人なのに…。
私にとっても大切な3人なのに…。
こんなの、嫌だ。
私が下を向きうつむいていると、支葵が海琉に言った。
「お前、さぁ…
それ、恋情ってこと…気づいてんの?」
「…」
「お前が言おうとしていること、思っていることは…
嫉妬と横恋慕に過ぎねぇんだよ…」

