狼執事とお嬢様♡



『俊ー海琉ーおはよぉ』

「昼だけどなー♪おはよー♪」

「体、大丈夫か?」

『うん、大丈夫♪
ありがとぉ♪』



私はベッドから出るのを渋る支葵を無理やりベッドから引っ張り、やっとの思いでリビングへ連れてきた。



『お腹すいたぁ…
お昼ある?』

「はい、おかゆチャン♪」



海琉が両手をまっすぐに広げて指したのはテーブルの上の小さな釜で。



『…またぁ~…?』

「病み上がりなんだから、しょーがない♪」

『はぁ~い…』


最近、おかゆばっかりー…




愛しい白米…


フカヒレとかー?


あ、ケーキも食べたいかもー♪


好物のエクレアぁ~



「食いモンの妄想も、ほどほどにしろよ?
赤頭巾チャン?」

『なッ!支葵ッ…!』



赤頭巾とか言わないでよぉッ…!
俊も海琉も居るのにぃ~ッ!


ってゆーか、なんで食べ物のこと想像してるって分かったの?!


『エ…エスパー……』

「ん?」

『ううん、何でもナイ…』


恐るべし狼さんッ!