『なん、で…?』

いるの?

そう付け加え、今入ってきた人に問いかけた。


ゆっくりと、体を起こした私。


「寝てていいから。
つーか、居るも何も、俺サボリだから。
徒歩で帰ってきたら穂乃歌より帰りが遅かっただけ。」



そぉ言えば、帰るとか言って、帰ったんだっけ…?

私はゆっくりとまたベッドに体を埋めた。



黒い髪をスッと掻き揚げる彼。



タイミングが良いのか悪いのか…


入ってきたのは俊だった。



「で…。何してんの?婁唯クンは。」

「は…?」




完全に本性丸出しの俊。

ソレにキレる婁唯…。




ヤバー…くないですか…?



俊はフッと鼻で笑って



「愛の告白中だったり?」




とかナントカ。




「だったら何だよ?」



挑発に乗って見せた婁唯。



…は?
愛の告白?
だったらなんだよ?
えっとー…熱じゃなくても理解できないと思われるこの2人の発言。
WHAT?