狼執事とお嬢様♡



『大丈夫、だよ…?
心配しないで…?』


なんて言いながらも、結構ツライ…




でも、心配掛けたくない…






「心配、掛けろよ…」

『…え?』






少し緩んだ婁唯の腕。






「なんで、心配掛けたくねぇんだよ…」


『なんでって…』






なんで、かな?




でも私は、誰にも心配掛けたくないと思ってるよ…?









迷惑…掛けちゃうかもしれないでしょ…?








『それは…』





私の口から発せられた言葉。

その言葉が婁唯を苦しめるなんて、思ってもいなかった…。