狼執事とお嬢様♡


『る…い……?』



返事のない婁唯。



そして、ついていかない私の思考。






でも、これだけは分かるんだ…。








私は今、婁唯の腕の中にいるということ――…







婁唯が、口を開いた。







「…大丈夫じゃ、ねぇだろ……」


『え……?』






婁唯は、私を抱きしめている腕の力を強めた。




熱のせいなのか、婁唯のせいなのか…





脈打つ速さが増す…。