「そんな見つめて…キスして欲しいんですか?」 「はぁ?な、なに言って…」 こんな人だった? 戸惑っている間にも小池くんの顔が近付いてくる。 咄嗟にしゃがみ込んだ。 「誘っといて逃げなくてもいいのに。」 小池くんは表情を変えることなく呟くと去って行った。 「誰…?」 小池くんのあまりの変わりように状況が掴めない。 まだ心臓がドクドクと激しく動いている。