†Dragon Guardian†


車内が和やかな雰囲気に
包まれる中、突然それを
壊すかのような鋭い声が
響き渡った。




「――俺は未だに何一つ
解決出来てねぇっ!!」




そう言うなり壱加は凄い
形相で弥嘉を睨んだ。


「どういうことなのか、
説明してもらおうか?」

「な……何をですか?」


ひたすらたじろぐ弥嘉の
言葉に壱加は遂にキレて
早口でまくし立てた。


「何で俺の居場所が分か
ったのかとか、どうして
助かったのかとか、弥嘉
が調べたかった事とか、
あの妙にミーハーな会話
に意味があったのかとか
全部だ全部!!今の今まで
てめぇらの会話に黙って
付き合ってやったんだか
らいい加減話せっ!!」

「かなりためになるお話
だったかと……」

「それとこれとは、話が
違うだろ!?勿体ぶらずに
早いとこ話せっ!!」


勢いの止まらない壱加に
観念した弥嘉は、徐々に
口を開き始めた。