俺は苅谷のスカートから綺麗に生えた白い太ももと、薄い半袖のブラウスから盛り上がる豊満な胸を見て生唾を飲み込んだ。
別に変な気があるわけじゃなくて、苅谷を一人の女の子として俺は見つめた。
そして最後にその綺麗な澄んだ目を見つめると、彼女はすごく不安げな顔をしていた。
今まで見たことのないような表情は、俺の心の奥をチクリと傷つける。
「うん。何でも聞くよ」
苅谷の前だとすごく素直で、優しくなってしまう。
それは嫌われたくないからなのだろうか?
本心が黒い渦の中にあって見えない。
黒いモヤモヤとした感情は、何度となく手で振り払おうとするけれど、決して離れてはくれなかった。

