席が近いのはいつものことなのに、あまりにも苅谷とくっついてる自分が恥ずかしくて、俺は少し身を離して言った。 「ううん。私はいいの。それに、上場くん見てるとほっとけなくて(笑)」 ありがとう。 純粋にそう想う気持ちが溢れる。 体がなんだかフワフワして、ぼっーとする・・・・・・。 しかし、勉強をするのが目的なのだ。気持ちを切り替えて俺は勉強に励んだ。 苅谷の抜群な指導により俺はみるみる学力が向上していった。