当然のように先客がそこにはいた。



幸せそうなに用を足すご存知原田と、その2つ隣には、隣のクラスの 水町悟 がいた。


水町は茶髪ピアスロン毛の見るからにチャラ男といったヤツだ。

脳天気そうな顔をしている。っといっても俺はあまり関わりがないのでコイツの事はよく知らない。



俺は水町と原田の間にわざわざ入り用を足すことにした。便器が3つしかないからだ。



「おう、上場。聞きたいことあんだけどいい?」


水町が俺の顔を一度確認すると、視線をもとにもどし、ヘラヘラした口調で俺に話しかける。