フレアップ!!上巻


そしてついに俺は決意を固める


「俺、こんな学校は嫌い」



「・・・・・・・・・」


苅谷は聞いているのか、いないのか、反応がない



「苅谷は今の学校、好き?」


「・・・・・・・・・・・・わかんないよ」


苅谷は再び透き通った声に戻るが、やっぱり震えたままで、俺にピタリとくっついている。


「苅谷」

俺は苅谷の肩に手を当て、視点を同じように合わせる。
純粋な目が、俺に何かを伝えていた