フレアップ!!上巻


震える苅谷の体から伝わる確かな苅谷の熱に、ついに俺の本音が出てしまう。



「・・・辛いよ!辛いに決まってんだろ!」



「私も・・・」



苅谷はその瞬間、俺にゆっくりと倒れ込み、体を預けた。
女の子の柔らかい肌が間接的に触れ、変な安心感を得る。


抱きしめるように両手を回し、苅谷を表面的に包み込んでみた。



「気持ちは・・・・・・一緒だな」
俺がハハッと笑うと、重くのしかかっていたものが随分と楽になる。