震える苅谷の体から伝わる確かな苅谷の熱に、ついに俺の本音が出てしまう。 「・・・辛いよ!辛いに決まってんだろ!」 「私も・・・」 苅谷はその瞬間、俺にゆっくりと倒れ込み、体を預けた。 女の子の柔らかい肌が間接的に触れ、変な安心感を得る。 抱きしめるように両手を回し、苅谷を表面的に包み込んでみた。 「気持ちは・・・・・・一緒だな」 俺がハハッと笑うと、重くのしかかっていたものが随分と楽になる。