舞台へと続く階段を上がっていると、当然のように背中には視線が集まる。 なんて味の悪い人気者だろうか。 マイク付きの処刑台に近づくと、みんながみんな、先生までも注目した。 さらに頭が真っ白になってしまった俺と、ひたすらに俺の言葉を待ち楽しむ女子。 そして、かつての仲間たち。 「・・・・・・・・・・・・・・・全部、嘘なんだ・・・」 やっと言葉にできた震えた声は、あまりにも情けないものだった。