男子の中で一番の反抗分子だと思ってた俺は、自分の力と勇気の無さに気づかされる



イチゴサンドをとられた事なんかよりも、もっともっと違う何かが込み上げてきた。



もう、女子が支配する時代は終わりだ。



俺が終止符をうってやる。



恨みと怒りが合体した代物は俺の中で大きくなり、やがて俺の決意を増長させる。



うまく反撃できずに女子に言いなりになる男子たちも、何も言えなかった俺も、全部全部許せなくなった



俺はゆっくりと立ち上がると、いつもとは少し違った表情を作り、その場を後にした。