またもや勢いよく壁にクリーンヒットをした扉がふるふると震えている。 そしてびくりと振り返った俺の目線の先には無数の女子の姿――――― その先頭では山中と古谷がふんぞり返っていた。 心なしか、みんな俺をあざ笑うかのように見つめている。 なんだ・・・?どういうことだ・・・ わざわざ遅れて登場してまで・・・なんのつもりだ 彼女らは表情の固まった俺にぞろぞろと近寄り始めた