俺より明らかに早いスタートをきった古谷の姿がそこにはなかった。 イチゴサンドに見とれていたせいか、一瞬存在を忘れていた。 当然のように先についていると思われた古谷は忽然と姿を消していた 謎が深まり俺を混乱させる。 しばらく考えてみても、適当な理由が見つからず、俺の中で真相は迷宮入りとなった キーーンコーーンカーーンコーーン おっと。 戦争の始まりを告げるチャイムだ。 ぼーっとはしていられない。 もたもたしていると奴らがやってくる。 早いとこ買い占めなければ