見られている――――――
誰だ!?いまこの状況で平然を保っていられるのは『ノンイチゴサンディスト』である荒太と相沢くんだけのはず・・・
俺は思わず強烈な視線を感じる方向へと目をやった。
俺より遥か右の席で、ニヤニヤと笑いながら俺を見つめる者がいた。
女子に好かれ、子猫のような容姿をもつ古谷だった
彼はただひたすらに俺を見つめ、俺の余裕な表情よりも遥か上をゆくような表情でほくそ笑んでいた。
なぜそんなに見つめる!やめろ馬鹿!
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