センセ、わたし…すごく幸せです

センセに凄く愛されてるって感じられて、毎日がすごく楽しいの

こんな気持ち、初めてです

パパも、ママも…わたしを愛してくれてるっていう実感がなかった

いつも寂しくて、心細くて…二人の顔色ばかりをうかがって、二人が怒らなさそうな言葉ばかりを考えてた

機嫌の悪い両親を見ているうちに、口に出して言葉を発するのが怖くなって、口を閉ざしてた

それが、親を怒らせない唯一の策だと思ったから

センセは違うね

わたしの言葉を聞きたがる

言い難いなら、メールでもいいからって、言ってくれて

同じ空間にいるのに、お互い携帯を握りしめあってメールを送り合ったりしてる

センセはすごく優しい

センセはわたしを大切にしてくれてる

センセは、わたしに元気をくれるの

毎朝、同じ布団の中で見るセンセの笑顔が…センセの声が、わたしを『わたし』にしてくれるの

ああ、今日も頑張ろうって思える

センセに喜んでもらいたいって思うの

センセ、わたし…センセに出会えて本当に良かった

センセと愛しあえて良かった

センセ……もっと、もっともっとわたしを愛してね

わたしもセンセを、もっと愛するからっ

わたしだけの……センセ

わたしはそっと携帯を抱き寄せると、センセの笑顔を思い出した