愛の雫

「お疲れ様です!」


「お先に失礼しま〜す!」


「あっ、お疲れ〜!二人ともまた明日ね!」


「「はーい!」」


バイトを終えたあたしと早苗は、カウンターにいた乃依さんに挨拶をしてから店を後にした。


「今日も疲れたね……」


「うん」


エレベーターの中で早苗に頷きながら、どこと無く落ち着かなくてソワソワしてしまう。


そんなあたしを見た彼女が、口元に手を当ててニヤリと笑った。


「そんなに旦那様の事が気になるの〜?」