駅の目の前にある公園は、広々としていて視界がいい。
この場所を選んだのは、何かあった時に誰かに助けを求められると思ったから…。
泰人への不信感から別れ話を切り出したあたしは、彼の事を全く信頼していない。
さっき学校の前で凄まれた時は、殴られるんじゃないかと思ったくらいだった。
その時に生まれた恐怖心に負けそうになりながら、公園の入口に一番近いベンチに腰掛ける。
それから、息を小さく吐いた。
後から付いて来ていた泰人も、黙って隣に座った。
この場所を選んだのは、何かあった時に誰かに助けを求められると思ったから…。
泰人への不信感から別れ話を切り出したあたしは、彼の事を全く信頼していない。
さっき学校の前で凄まれた時は、殴られるんじゃないかと思ったくらいだった。
その時に生まれた恐怖心に負けそうになりながら、公園の入口に一番近いベンチに腰掛ける。
それから、息を小さく吐いた。
後から付いて来ていた泰人も、黙って隣に座った。



