愛の雫

ママとのたくさんの思い出が、三人で過ごした優しくて温かい時間が…。


少しずつ少しずつ、パパの中から消えていくのが目に見えるようだった。


陽子さんさえ来なければ、こんな事にはならなかったのに……


いつからか、そんな風に考えるようになった。


陽子さんのせいにしていれば、パパのせいにしなくて良かったから…。


そうすれば、パパを憎まずに済んだから…。


あたしは、パパとわかり合えなくなっても、ママが大好きだったパパの事を憎みたくなかったんだ…。