奈緒ちゃんに促され、店長にお礼を言ってから車から降りた。
「こっちはあたしが支えるから、希咲ちゃんはそっちから支えてあげて」
陽子さんの右側にいる奈緒ちゃんに指示され、左側から陽子さんの体を支える。
この時、さっきみたいに躊躇する事は無かった。
自分でも不思議だったけど、苦しそうにしている陽子さんをずっと目の当たりにしていたから、そんな事を考える余裕が無かったのかもしれない。
あたしは、奈緒ちゃんと一緒に陽子さんの体を支えながら、急いで病院の中に入った。
「こっちはあたしが支えるから、希咲ちゃんはそっちから支えてあげて」
陽子さんの右側にいる奈緒ちゃんに指示され、左側から陽子さんの体を支える。
この時、さっきみたいに躊躇する事は無かった。
自分でも不思議だったけど、苦しそうにしている陽子さんをずっと目の当たりにしていたから、そんな事を考える余裕が無かったのかもしれない。
あたしは、奈緒ちゃんと一緒に陽子さんの体を支えながら、急いで病院の中に入った。



