「あっ、そう。OKだよ。入りな」 おれは部室のドアを開けて、そいつの入部をとりあえず許可した。 他の部員はまだ来てない。 「名前は?」 「水原勇気です」 水原勇気……確か昔の漫画で女のサウスポーがプロ野球で活躍する、なんていうのがあったような……。 「1年生……だよな?」 「はい」 「おれの名前は……」