これでワンアウト満塁。 水原は肩を揺らして呼吸を整えはじめたが、勝利まであとアウト2つ。 がんばってくれ、水原! 水原が投げるとき、胸まで上げていた右足が腰のところまでしか上がらなくなっている。 球威は落ちてきているが、コースはきっちり衝けている。 まだ、イケる。 8番キャッチャー高槻は初球を簡単に打ち上げた。 7番箕輪の三振を見て、追い込まれる前に積極的に打ちにいこうと決めていたらしい。 予想していたよりも甘い球がきて打ち損じてしまったのだ。