キャッチャーがマウンドに行く回数には制限がない。30秒以内なら審判から注意されることもない。
ただ、内野手が2人以上マウンドに集まるとタイムの回数にカウントされる。逆手に取ればマウンドに駆け寄らなければ無限に声をかけられることになる。
ゴリは一言二言声をかけて引き下がる。
水原は頷いていたが、ちゃんと聞いていたか疑問だ。
2番サードの辻がバッターボックスに入り、最初からバントの構えをしてきた。
投げ終わったあと、ゴロを処理するために水原はマンウドを下りるが、4球続けてボールは上下左右に散った。
メニュー