「はい」 水原は返事のあと、部室の外で制服のズボンを脱いだ。 おい、おい。 なんとズボンを下ろすと、ジャージが……。 寒がりのお年寄りでもそんな厚着しないし、歩きづらいだろ? しかもこんな暑い日に涼しい顔でいやがる。 1週間くらいで辞めるだろうな、と思いながらおれは練習用のユニフォームに着替えた。 周りは水原の行動を不可思議に感じながら、変な奴は相手にしないということなのか見てみぬ振り。