消しゴムをくれた女の子

俺らはそこから久しぶりに・・・

本当に久しぶりに話した。


サトミが引っ越してから女子高に行った事。
中学時代の文化祭の思い出。
などなど・・・



気が付くとすっかり日が沈み辺りは夜に成っていた。


ふと突然サトミが黙る。

俺は不思議に思ってサトミを見ると、サトミが真っすぐ前を見つめていた。


俺「どうしたの?」
サトミ「カニだ・・・」


サトミが指差した方を見るとなんかが動いている。

でも暗くてよく見えない。


サトミ「カニ、カニ・・・」

そう笑いながら言ってサトミがカニらしき物の所に行く。

と、突然サトミが「キャア!!!」と叫んだ。


サトミ「ゴキブリだった!!」


俺は笑った。

再びサトミが言う「あ、あれはカニ?」

俺が見る。
てか、どんだけカニ。

いや・・・

サトミは俺が言う前に近付く。


サトミ「キャア!!!!」


ゴキブリだった。


夏の海水浴場はゴキブリが多い。

それにしてもサトミが可愛い。