校門でみんなと別れた後、忘れ物に気付いた。
ヤダ~、私ったら。ボンヤリしてた。
再び校門を出る頃には、外は暗くなってきていて。
響吾に電話する事を思い出した。
「もしもし?響吾?」
「ああ。遅かったな。
ひょっとして今まで残ってた?」
「うん、忘れ物しちゃって…」
「孝史は?一緒?」
「うううん。クルミと約束してたはず」
「今どこ?誰かと一緒?」
「もうすぐ校門を出るとこ。一人。
暗くなっちゃうから早く帰らないとね!」
そんな会話をしていた時
『カ~ノンちゃん♪』
通りの影から呼び止められた。
ヤダ~、私ったら。ボンヤリしてた。
再び校門を出る頃には、外は暗くなってきていて。
響吾に電話する事を思い出した。
「もしもし?響吾?」
「ああ。遅かったな。
ひょっとして今まで残ってた?」
「うん、忘れ物しちゃって…」
「孝史は?一緒?」
「うううん。クルミと約束してたはず」
「今どこ?誰かと一緒?」
「もうすぐ校門を出るとこ。一人。
暗くなっちゃうから早く帰らないとね!」
そんな会話をしていた時
『カ~ノンちゃん♪』
通りの影から呼び止められた。


