イニシャルはKK

初めての痛みよりも
ひとつになれた幸せの方が大きかった。

シーツを見て慌てちゃったけど
後悔はしてない。

「無理させて…ごめんな。
一生大事にする。
一生かけて幸せにするから
いつまでも俺だけのモノでいてくれ」

「はい…」

「あー、もう可愛すぎ!
俺、我慢できねー」

またもや私の上にのしかかる響吾。