お互い連絡を取らないまま日々は過ぎた。
お兄ちゃんの存在だけが私たちを繋いでいたんだ。

私は響吾への気持ちを封印した。
響吾は…
私の事なんて特別 何も思っていなかったみたいだ。

お互い会う事もなく
何もなかったように過ぎて行く。
そして、きっと忘れて行くんだ。
このままずっと。