「席につけー。 ホームルームを始めるぞー」 担任の声でウザイ女どもからやっと開放される。 「うそー、もう休憩時間終わりなの?」 「西遠寺くん、またね」 未練がましく声をかけてくる女たちに嫌気が差しながらも手を振ってやる。 と、その時右手の方から強い視線を感じた。 右隣の席は確か……。 そんなことを考えながら、ゆっくりと振り向く。 そして目が合った。 ――高宮春菜と。 その瞬間微笑んだ。 待ってろよ、高宮春菜。 今すぐ落としてやるからさ。