なっ、何なのいったい? この男、さっきの休憩時間は周りにクラスの女子を侍らせていたし……。 ハッ!! 慌てて額に手をやる。 いけない、いけない。 考え込んでたらつい、眉間に皺が寄ってしまった。 これじゃせっかくの美人が台無しじゃないの!? 「高宮春菜」 『はいっ!!』 担任に名前を呼ばれ、いつものように張りのある声で応えた。 これも日々の発声練習の賜物ね。