続・特等席はアナタの隣。

さっきからモカも苦しげな表情で俯いているだけだった。

最近、こんな表情ばかりさせているような気がする。こんなことを言うために会いに来たわけじゃないのに…。



「悪い…」

「……ううん…私の方こそ」

「なぁモカ、帰る前に少し時間あるか?」


気まずく謝ったあとモカに聞いてみると、「…うん」とまだモカは俯いたまま答えた。



帰りながら話すとすぐ家に着いてしまう。

どこか座って話せる場所…と辺りを見て、すぐ近くにあったファストフード店へモカを連れて入った。