その頃、姫蘭菜の事務所―――。

「道を開けてください!!」
パシャッパシャッ
「姫蘭菜ちゃん、“殺す”発言について何か一言!!」
パシャッパシャッ
「姫蘭菜ちゃーん、萌香ちゃんとはどういう関係ですかー!?」
パシャッパシャッ・・・


・・・う・・・
私の心が、悲鳴をあげてる。

これ以上・・・私を苦しませないで。

全てはあの女のせいよ。

もう・・・どうしたらいいのかわからない。


「あッッ・・・姫蘭菜!?」
「姫蘭菜ちゃーん!?」


あたしは、逃げ出した。

どうせあたしなんか・・・その程度の弱い人間。

あたしは廃校になった小学校の屋上に行った。

意外に眺めも良かった。


「ここから・・・とび下りられたら・・・」


ここからとび下りれば・・・死ねる。

死ねれば、もう報道陣の前に出なくて済む。

もう、いっそ―――――