本心ではきっと、またおしいとか
思っているんだろうなぁ。
意地悪だ。
でも楽しかった。
それは事実だったんだ。
そしてあたしたちは
近くのカフェに入ることにした。
窓側に近い場所に座る。
「ごめん、
ちょっとトイレに行ってくる」
「おう」
さっきからずっと
准一のペースにハマッている。
ううん、
本当はもう少し前から。
ずっと心臓がドキドキして、
バクバクする。
2人の距離も知らず知らずに
近くなっている気がして怖い。
だから頭を冷やしたかった。
落ち着きたかった。
大好きな彼氏の智也のことを、
智也だけを考えたいと思った。

