紫穂と一緒に………?





「ちなみに紫穂には承諾を得たわよ。今日決めろとは言わないわ。じっくり考えてみて。それからまた返事をちょうだい。」





話は以上と言われたら退室するしかなかった。





秘書課に戻れば、私の仕事は他の人に分担されていてみんなに帰ってじっくり考えてと言われる始末。





仕事がないのにここにいたら邪魔になると言う事で、仕方なく家に帰る事にした。





モデルの仕事は大好き。





寧ろ、天職と思っているほど。





大袈裟かもしれないけど、お姫様になれたように感じる。





キラキラ輝く宝石と様々な洋服、ゴージャスなセットに一流のスタッフに魔法をかけて貰える。





知名度が上がればそれだけ探る人も出てくるわけで、バッシングされて当然知らないフリなんか出来なくて、次は何を言われるのかと怖くなる。





マイナス思考になってしまった私は、朔夜の意見も聞いてみようと思った。