社長のご指名

一つがスムーズに行くと次もスムーズに事が進む。





モデル選考書を一枚一枚デスクに並べて行く。





一人一人の写真を見て行くと世界で活躍してるモデルさん。





バラエティーやドラマに出てるモデルさん。





女子中高生のファッショニスタとして注目を浴びてるモデルさんなど、候補がかなりいる。





「あなた達も一緒に選んでくれない?」





社長に言われ、私と紫穂も選ぶ事になった。





「私は、1番、24番、18番がいいと思うんだけど章菜は?」


「9番、36番、21番はどう?」





周りにあまり聞こえないように、若干小言で言い合う。





「あっあの!」





みんな一斉に声のした方を見る。





視線の先には、誰から見ても緊張してるとわかるRoseの社員。





「あ、あの……あの……。」


「中村、どうした?」


「いや………あの……。」




何が言いたいのかわからず、首を傾げる。