社長のご指名

修一も体がいう事効かない日だってあった。





怒って、口喧嘩して、イライラをぶつけて……でも、すぐに仲直り出来た。





「ごめん、さっきは言い過ぎた。ごめんな。」





泣いてる私を後ろから抱き締め、優しく囁いてくる。





私が悪い時も喧嘩したら必ず修一は“ごめんな”って謝るの。





もっと素直になればいいのに、私は意地を張ってばかりだった。





一ヶ月、二ヶ月と時間は過ぎて行く。





修一の病気も悪化していった。





顔色が悪い日もあった。





私に隠れて痛みを耐えてる日もあった。





修一は、辛い顔なんて私には一度も見せなかった。





毎日、私に笑顔を見せてくれた。




修一が辛いってわかってたのに、私はお願いしたの―――…。





「修一との赤ちゃんが欲しい―――…。」